Docomoの場合
人が何かものを購入するときは、人の価値観がそれぞれ異なるので、いろいろな基準があると思いますが、私は何かを購入するときの基準として、どちらかというとデザインや見た目よりも機能やコスパを重視しています。
ところで、私が今使っているスマホが今月末で2年の契約期限となるので、機種変更とプラン変更を考えています。
このとき、どの機種をどのプランで変更するのが最もコスパが良いのか調べましたので、これから機種変更やプラン変更を考えている方は参考にしてください。
一概に機種変更、プラン変更と言っても、人それぞれ好みの条件が違うので、これが正しい選択というものはありませんが、私のスマホの用途に近い方は参考になるかもしれません。
私は、スマホについては3大キャリアのうち絶対ココという信念はないので、いろいろなキャリアと契約してきましたが、現在、docomoと契約しています。
私の場合、スマホの用途は、Line、電話で多少使う以外は、ほとんどニュースなどからの情報収集やInternet検索しか使っていません。
私のスマホの契約内容は、基本プランは、カケホーダイライトプラン:1,700円(5分以内の通話が無料)、パケットパックは、定額料金:4,100円(データMパック(5Gb)5,000円-ドコモ光セット割800円-ずっとドコモ割プラス100円)、その他としてspモード:300円、ドコモWi-Fi利用料(spモード):300円、永年キャンペーン割引料(ドコモwi-Fi):-300円、ユニバーサルサービス料:2円の計6,002円(消費税抜き)です。
Docomo with と月々サポートとのコスパ比較
機種は1~3年前の型落ちのミドルレンジのものですが通信料は2年で本体価格の分割払いが終わった後も永遠に毎月1,500円割り引くという「Docomo with」の機種と機種は最新に近いハイエンドの機種で通信料が最初の2年間は大幅に割り引きますが、2年で本体価格の分割払いが終わった後に通信料の割引が復活して割引がなくなる「月々サポート」の機種のどちらがコスパ的に得なのかドコモオンラインショップで購入する場合を考えてみました。
私はスマホでの電話は家族以外はほとんどしないので、基本プランとして月額基本使用料をカケホーダイライトプラン(5分以内無料):月額1,700円からシンプルプラン(家族無料):月額980円に変更しようと思っています。
一方、最新の機種にこだわらず、2年を超えて使ってもいいと思っている人などを対象として通信料金を永遠に1,500円割り引く「Docomo with」の対象機種は9種類ありますが、そのうち比較的最近発売されたもので性能も良いものとして、富士通のArrows Be F-04K(発売日2018年5月25日。本体価格33,696円)を選択してみます。これに対して、Docomo withの対象外ですが最初の2年間だけ通信料金を大幅に割り引く「月々サポート」の機種として、同時期に発売したソニーのXperia XZ1 Compact SO-02K(発売日2018年5月25日。本体価格77,760円。実質負担金648円。)を選択してどちらがコスパが良いか考えてみましょう。
Arrows Be F-04Kの場合、機種代金は月額1,404円(=33,696円/24回)。Docomo with 割引 -1,500円より、基本的な総支払月額は、基本使用料980円、パケットパックとしてベーシックパック(5Gb) 5,000円、spモード300円、機種代金 1,404円、Docomo with 割引 -1,500円の計6,184円です。さらにドコモ光セット割引:ベーシックパック5Gbの場合 -800円(最大-3,500円)で、月額5,384円になります(一般的にインターネット通信会社とスマホの通信会社を同系列の会社にして契約するとスマホ通信会社の通信料が割引になることが多いのでお得ですよ。)。
この実際の支払額は最初の2年間だけでこの2年間で本体価格の支払いが完了することから、25か月後からは、本体代金月額1,404円の支払いが消滅し、月額3,980円となります。
次にXperia XZ1 Compact SO-02K について購入する場合の支払月額を見ると、機種代金は月額3,240円(=77,760円/24回)、毎月の通信料の割引-3,213円(→総額:-3,213円×24か月=-77,112円→実質負担金月額27円、2年間648円)、基本使用料月額980円、パケットベーシックプラン(5Gb) 5,000円、spモード300円、ドコモ光セット割引-800円の計5,507円となります。
しかし、ここで注意すべき点は、3,213円が本体価格からではなく通信料から割り引かれた金額ということで決して端末本体の分割払金ではないということです。
購入して2年間までは、ミドルレンジのスマホArrows Be F-04KとハイエンドのスマホXperia XZ1 Compact SO-02Kの月額料金がほとんど差がないことになるので、それだったら本体価格が2倍強のハイエンドのスマホを選択する方が多いのではないかと思います。
ところが、25カ月目からArrows Be F-04Kのほうは、端末代金の支払が完了して月額3,980円となるのに対して、Xperia XZ1 Compact SO-02Kのほうは通信料金の割引が終了し、割り引いていた3,213円が復活して、8,720円となります。
その差は毎月4,740円。この差が大きいかどうか判断するのはあなた次第です。
まとめ
今回は格安スマホの選択肢は除外し、ドコモのスマホの機種変更をする場合にdocomo with と月々サポートのどちらの対象機種を選択するのが良いのか述べてきました。
結論として、常に最先端に近いハイエンド機種を選択したい人は、2年の契約更新ごとに月々サポート対象機種のものを購入し、最先端のハイエンド機種までは求めないがそこそこ十分な機能があるミドルレンジ機種でも良いがなるべく毎月の負担金額を安くしたいという方は、docomo with 対象機種を2年以上使うことが最もコスパが良い使い方だと思います。
今回はドコモのスマホの機種変更をする場合を例に書きましたが、他の通信会社の場合や新規契約の場合も同じ考え方になると思います。
なお、格安スマホについては、月額実質負担金が2,000円~2,500円程度と3大キャリアと比べて非常に安いのですが、サービス、通信速度、セキュリティ、フリーメールしか使えないなどの面でデメリットも多少あり、そのあたりは個人的な都合や好みもありますので今回はドコモに限定して検討してみました。